Microchip Technology(マイクロチップ)は、エッジAIのセンサー接続向けに外形を60%小型化し最大4台のカメラに対応する第2世代のイーサネットセンサーブリッジボード「PolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジ(Rev.2)」を発表した。
Microchip Technology(マイクロチップ)は2026年8月12日、NVIDIA HSB(Holoscan Sensor Bridge)技術を活用した標準化センサー統合向けの量産対応ボード「PolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジ(Rev.2)」を発表した。
同製品は、低消費電力の「PolarFire FPGA」技術を基盤とし、初代製品と比較して外形サイズを60%小型化しながら、対応カメラ台数を2倍となる最大4台へ拡張した。カメラコネクターは「NVIDIA Jetson」と互換性を持ち、光学式のレイテンシ計測回路をオンボードで搭載する。「NVIDIA Latency Display Analysis Tool」を使用することで、センサーでのデータ取り込みからAI(人工知能)推論に至るエンドツーエンドのレイテンシ検証を実施できる。
基板上にはFMC(FPGA Mezzanine Card)拡張コネクターを備え、MIPI CSI-2、I2C、UART、GPIOなどのインタフェースをサポートする。コアプラットフォームを再設計することなく、SLVS-EC 2.0、12G-SDI、HDMI、DisplayPortといった各種センサーおよび映像インタフェースに対応可能だ。さらに標準のPMODコネクターも備え、拡張性を向上させている。
電源面ではUSB-C給電に対応し、検証済みの自社製PMIC「MCP16701」やタイミングICを統合することで、サードパーティー製品統合時のリスク低減と開発サイクルの短縮を図った。
同社は同ボードの提供により、システム全体のコストや部品表の複雑さを低減し、ロボティクスや産業用オートメーション向けエッジAIシステムの開発、導入を支援する。
「Jetson Orin Nano 2」は推論性能が2倍、エッジ生成AIもリアルタイム処理可能
NVIDIAが「Jetson Thor」に新モジュール追加、高騰するメモリの使用量削減技術も
NVIDIAは組み込みAIボードもBlackwell世代へ、2070TFLOPSの「Jetson AGX Thor」
組み込み機器向けコンパイラと機械学習スイートの無償提供を開始
CPLD級のプログラマブルロジックを統合したマイコンを発表
マイクロチップがエッジAI向けフルスタックソリューションを拡充Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
組み込み開発の記事ランキング
コーナーリンク