「NVIDIA Jetson」互換のカメラ4台対応イーサネットセンサーブリッジボード組み込み開発ニュース

Microchip Technology(マイクロチップ)は、エッジAIのセンサー接続向けに外形を60%小型化し最大4台のカメラに対応する第2世代のイーサネットセンサーブリッジボード「PolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジ(Rev.2)」を発表した。

» 2026年09月01日 14時00分 公開
[MONOist]

 Microchip Technology(マイクロチップ)は2026年8月12日、NVIDIA HSB(Holoscan Sensor Bridge)技術を活用した標準化センサー統合向けの量産対応ボード「PolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジ(Rev.2)」を発表した。

キャプション 「PolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジ(Rev.2)」の使用イメージ[クリックで拡大] 出所:Microchip Technology

 同製品は、低消費電力の「PolarFire FPGA」技術を基盤とし、初代製品と比較して外形サイズを60%小型化しながら、対応カメラ台数を2倍となる最大4台へ拡張した。カメラコネクターは「NVIDIA Jetson」と互換性を持ち、光学式のレイテンシ計測回路をオンボードで搭載する。「NVIDIA Latency Display Analysis Tool」を使用することで、センサーでのデータ取り込みからAI(人工知能)推論に至るエンドツーエンドのレイテンシ検証を実施できる。

 基板上にはFMC(FPGA Mezzanine Card)拡張コネクターを備え、MIPI CSI-2、I2C、UART、GPIOなどのインタフェースをサポートする。コアプラットフォームを再設計することなく、SLVS-EC 2.0、12G-SDI、HDMI、DisplayPortといった各種センサーおよび映像インタフェースに対応可能だ。さらに標準のPMODコネクターも備え、拡張性を向上させている。

 電源面ではUSB-C給電に対応し、検証済みの自社製PMIC「MCP16701」やタイミングICを統合することで、サードパーティー製品統合時のリスク低減と開発サイクルの短縮を図った。

 同社は同ボードの提供により、システム全体のコストや部品表の複雑さを低減し、ロボティクスや産業用オートメーション向けエッジAIシステムの開発、導入を支援する。

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