日本精機が欧州子会社を譲渡し、車載ソフト開発の協業を強化車載ソフトウェア

FPTジャパンホールディングスと日本精機は、車載ソフトウェア開発における業務提携基本契約を締結した。日本精機の欧州子会社から設計組織を承継し、日本、ベトナム、欧州を連携した開発体制を構築する。

» 2026年09月16日 15時30分 公開
[MONOist]

 FPTジャパンホールディングスと日本精機は2026年9月2日、車載製品向けソフトウェアなどの設計や開発業務における協業強化を目的として、業務提携基本契約を締結したと発表した。日本精機の欧州子会社が持つポーランドの設計組織を承継し、日本、ベトナム、欧州を連携した開発体制を構築することで、車載ソフトウェア開発における品質向上と競争力強化を図る。

 FPTグループが新たに設立したFPT Polandが、日本精機の欧州現地法人であるNippon Seiki (Europe)のポーランドにおけるソフトウェア設計、開発組織を受け入れ、2026年9月1日付で事業譲渡契約を締結した。FPT Polandは資本金400万ズウォティ(約1億6900万円)で、FPTジャパンホールディングスが99.9975%、FPT Software Japanが0.0025%を出資して設立された。

 両社はヘッドアップディスプレイ製品および組み込みソフトウェア開発、システム設計、検証、品質保証の領域で協力を拡大する。さらに自動車向けソフトウェアや関連システムにおける開発エンジニアリング体制を強め、デジタルプラットフォームの共同開発や新規事業モデルの検討を進める。

 両社は2023年7月に戦略的協業に関するMOUを締結し、ベトナムのハノイとダナンに大規模オフショア開発センターを設けてソフトウェア開発に取り組んできた。今回はこの協業基盤を欧州へ拡張し、現地での開発リソースと顧客対応力を強化する。

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