TAKISAWAが工具主軸型複合加工機、旋盤加工から歯車加工まで集約工作機械

ニデックのグループ会社であるTAKISAWAは、工具主軸型複合加工機「TEX-2500S」の本格販売を開始した。複合CNC旋盤からATC(自動工具交換装置)搭載型複合加工機へのスムーズな移行を実現する。

» 2026年07月07日 13時30分 公開
[長沢正博MONOist]

 ニデックのグループ会社であるTAKISAWAは2026年6月29日、工具主軸型複合加工機「TEX-2500S」の本格販売を同月に開始したことを発表した。複合CNC旋盤からATC(自動工具交換装置)搭載型複合加工機へのスムーズな移行を実現する。

工具主軸型複合加工機「TEX-2500S」 工具主軸型複合加工機「TEX-2500S」出所:TAKISAWA

 TEX-2500Sは、タレット旋盤の優れた加工スピードと、複合加工機ならではの高い汎用性を兼ね備えた、ミドルクラスの工具主軸型複合加工機となっている。「対向2主軸+工具主軸」の機械構成を採用し、旋盤加工から歯車加工までを1台に集約している。

 構造の最適化により、コンパクト化とコスト抑制を実現しつつ、同社のハイエンド機「TMXシリーズ」で培った高剛性/高精度を継承。ATCは、標準で30本、オプションで最大60本の工具を格納可能で、段取替えの頻度を大幅に削減する。工具主軸の旋回を伴わずに工具交換ができる画期的なマガジンレイアウトを採用しており、従来機比で工具交換時間を14%短縮する。

 従来機比で工具主軸を15%短寸化し、自由度が向上。X軸原点位置時には、角度を問わず右主軸が移動できるため、無駄な退避動作を省き、サイクルタイム短縮に貢献する。設置面積も約30%削減しており、据付スペースは5505×3220×2552mmだ。棒材を用いた連続加工に欠かせないパーツキャッチャー+排出コンベヤーや、事前の工具測定でトラブルを未然に防ぐ自動ツールセッターなどの自動化オプションも用意されている。

 最大加工径は400mm、最大加工長さは1100mm、棒材加工径は80mm、工具主軸の回転速度は毎分1万2000回転、左右の主軸の最高回転速度は毎分4000回転となっている。

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