デンソーテンは、車載エッジデバイス上での生成AI活用を目指し、省メモリでRAGを実行できる生成AI技術を開発した。
デンソーテンは2026年6月16日、車載エッジデバイスでの生成AI(人工知能)活用を目指し、省メモリでRAG(検索拡張生成)を実行できる生成AI技術を開発したと発表した。
同社の埋め込みモデル学習技術により、軽量化と精度維持を図り、車載エッジでの実行を想定したベクトルデータベースを省サイズ化した。公開データセットを用いた評価では、従来モデルと比べてメモリ容量を30〜60%削減しながら、高い検索精度を維持した。生成AI(LLM:大規模言語モデル)によるHMI向け対話アシスタントへの活用を想定している。
生成AIは、車載HMIにおけるスマートコックピットやスマートキャビンなどへの活用が進んでいる。一方、生成AI単体では、学習していない最新情報や車両固有/ユーザー固有情報に正しく対応するのが難しいという課題がある。
この課題への対策としてRAGの技術に注目が集まっている。一方で、RAGには大量の検索用ベクトルデータベースと埋め込みモデルが必要となるため、メモリ容量や処理性能に限界のある車載SoC(System on Chip)、エッジ環境への搭載が難しかった。
グローバル市場向けに多様な用途に対応した標準仕様VCUを開発
顔画像からヒヤリハットや居眠りの予兆を検知、デンソーテンが開発
“ピラーtoピラー”の次世代デジタルコックピット、横幅約1.2mで7680画素
ヤマハが音楽の曲調に連動して車室内空間を光で演出する技術を開発
パナソニックオートのIn-Vehicle Infotainmentがトヨタの新型「RAV4」に採用
完全通信型ナビゲーションアプリを日産自動車の新型「リーフ」に提供Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
モビリティの記事ランキング
コーナーリンク