最大700万点/秒で3Dデータ取得、産業向け3Dスキャナー最上位機を国内展開3Dスキャナーニュース

サンステラは、Revopoint製の産業向け3Dスキャナー「MetroY」シリーズの最上位モデル「MetroY Ultra」の取り扱いを開始した。レーザーと構造光を組み合わせたハイブリッド計測システムを搭載し、構造光スキャン時は最大700万点/秒、最大90fpsのデータ取得に対応する。

» 2026年06月22日 09時00分 公開
[MONOist]

 サンステラは2026年6月8日、Revopoint製の産業向け3Dスキャナー「MetroY」シリーズの最上位モデル「MetroY Ultra」の取り扱いを開始したと発表した。販売価格は33万1400円(税込み)である。

「MetroY Ultra」製品イメージ 「MetroY Ultra」製品イメージ[クリックで拡大] 出所:サンステラ

 MetroY Ultraは、マルチラインブルーレーザーとフルフィールドブルーライト構造光を組み合わせたハイブリッド計測システムを搭載する。レーザースキャンは高精度な形状取得に適し、構造光スキャンは広範囲を短時間で取得する用途に対応する。ラインレーザースキャン時は最大300万点/秒、構造光スキャン時は最大700万点/秒のデータ取得が可能だ。

「MetroY Ultra」利用イメージ 「MetroY Ultra」利用イメージ[クリックで拡大] 出所:サンステラ

 構造光モードでは、NVIDIA GPU使用時に最大90fpsのフレームレートに対応する。大型部品や複雑な形状の3Dデータを短時間で取得できるとしている。シングルフレーム精度は最大0.01mm、シングルフレーム正確度は最大0.015mm、体積精度は0.015+0.04mm×L(Lは測定物の長さ、単位はm)である。

 スキャンモードは、34本クロスラインレーザー、15本パラレルラインレーザー、シングルラインレーザー、フルフィールド構造光モード、自動ターンテーブルモードの5種類を備える。用途に応じてスキャン方式を選択できる。

 トラッキング方式は、特徴点、マーカー、グローバルマーカーに対応する。レーザースキャン時はマーカー/グローバルマーカーを使用し、構造光スキャン時は特徴点トラッキングも利用できる。マーカーを貼付しにくい対象物のスキャンにも対応する。

 用途としては、品質検査/寸法測定、リバースエンジニアリング、製品開発/試作、金型/治具製作、文化財や美術品のデジタルアーカイブ、教育/研究開発などを想定する。

 本体重量は450g、本体寸法は211×94×47mm。手持ちと据え置きの両方の運用に対応する。バッテリーグリップ使用時の平均稼働時間は約2.5時間だ。マルチラインレーザーモードでは、最大10万ルクスの高照度環境下での屋外スキャンにも対応する。

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