トヨタ自動車とウーブン・バイ・トヨタ(WbyT)は、モビリティをはじめさまざまな新技術の開発と実証の場であるToyota Woven City内で本格稼働を開始した開発拠点「Woven City Inventor Garage」を報道陣に公開した。
トヨタ自動車とウーブン・バイ・トヨタ(WbyT)は2026年4月23日、モビリティをはじめさまざまな新技術の開発と実証の場であるToyota Woven City(Woven City、静岡県裾野市)内で同月から本格稼働を開始した開発拠点「Woven City Inventor Garage(Inventor Garage)」を報道陣に公開した。
Woven Cityは2025年9月にオフィシャルローンチしており、Phase1として店舗や住宅が整備された地区へのトヨタグループ関係者とその家族の入居が始まっている。一方、今回公開したInventor Garageは、53年間にわたって乗用車を生産してきたトヨタ自動車東日本の東富士工場のプレス建屋をリノベーションして誕生した施設である。
Inventor Garageは、Woven City内で技術開発に取り組むInventorの活動にとって必要不可欠なエッセンシャル機能である「働く(Work)」「作る(Make)」「試す(Try))」「交流する(Communicate)」「生活する(Live)」に対応する機能をワンストップで提供可能な拠点となっている。
「働く」では、ラボエリアやコワーキングスペースを中心に開発と実証に没頭できる環境を提供。「作る」では、3Dプリンタやレーザーカッター、旋盤などをそろえるモノづくりスペースを利用でき、トヨタ自動車やトヨタ自動車東日本による試作支援サービスも提供している。「試す」では、広大かつ高さのある工場建屋の空間を生かせるテストエリアがあり、屋外にもテストエリアが設けられている。
「交流する」では、主に開発者同士の交流を想定しており、ラウンジやガーデン、イベントスペースを活用できる」。そして「生活する」では、2階に設けられた簡易的な宿泊スペースが利用可能であり、Inventor Garage内に寝泊まりすることで開発活動に没頭できるようになっている。
Inventor Garageの建築面積は2万m2、延べ床面積は2万4000m2に達する。開発拠点であるInventor Garageに隣接する形で、開発した製品のプロトタイプの性能や安全性をテストできる広大な「Woven City Inventor Field(Inventor Field)」も設置されている。Inventor Field内で、2026年から一部稼働を開始しているInventor Field Trial Zoneの敷地面積は1万6000m2。そして、開発した製品の安全性が確保できた上で、Phase1の店舗や住宅、住民と連携したより実用化に近い実証が行えることもWoven Cityの大きなメリットだ。
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