帝人フロンティアとサンゲツは、不要となったポリエステル製のカーテンを新しいカーテンとして再生する「水平循環リサイクルシステム」の運用を開始する。ケミカルリサイクルでポリエステル原料へ再資源化し、原材料の一部に使用する。
帝人フロンティアは2026年2月9日、サンゲツと共同で、不要となったポリエステル製カーテンを新しいカーテンとして再生する「水平循環リサイクルシステム」の運用を開始すると発表した。製造される商品は、同年春にサンゲツが発刊するカーテン見本帳「2026-2029 AC」に収録予定だ。
今回の取り組みでは、自社カーテンを回収、リサイクルする「カーテン・エコプロジェクト」を推進してきたサンゲツと、ポリエステルのリサイクル技術の知見を有する帝人フロンティアが連携。サンゲツブランドでポリエステル製の使用済みカーテンと販売終了となったカーテンの余剰在庫を、ケミカルリサイクルでポリエステル原料へ再資源化し、原材料の一部に使用して新たなカーテンとして販売する。さらにその商品を使用した後は、回収することでカーテンからカーテンへの水平循環リサイクルが可能だ。
ポリエステル製のカーテンは、耐久性や機能性から広く普及しているが、不要になった際には廃棄物として処理されることが多い。不要なカーテンから、石油由来と同等の再生ポリエステル繊維を製造するサプライチェーンを構築することで、業界全体の環境負荷低減に貢献する。
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