JX金属は、厳しい市況環境を踏まえて、機能材料事業における「りん青銅条」の生産を終了する。
JX金属は2026年1月27日、機能材料事業における「りん青銅条」の生産を終了することを決定したと発表した。
近年、高度情報化社会の進行や生成AI(人工知能)の本格的な普及などに伴い、モバイル端末、データーセンター、モビリティ、ロボティクスなど、さまざまな分野でデバイスの進化が加速している。これら分野の進展に必要な材料として、JX金属の機能材料事業では、独自の高い技術力に基づく圧延銅箔やチタン銅をはじめとする高機能/高付加価値製品の需要が増加している。
一方、りん青銅条については、主に電子部品用の材料として、これまで長年にわたって生産/販売を行ってきたが、足元では厳しい市況環境が継続しており、今後も大幅な改善が見込みにくい状況にある。
このような状況を踏まえ、JX金属は同事業の今後の在り方について慎重に検討を進めてきた。その結果、りん青銅条の生産を2028年3月(一部製品については2027年3月)に終了し、同事業の主力拠点である倉見工場(神奈川県寒川町)の生産能力を、高機能/高付加価値製品の生産に生かすこととした。これにより、同事業の収益力強化を進める。
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