コンテックは、日立システムズの24時間365日のオンサイト保守サービス付きFAコンピュータを発売した。全国約300カ所のサービス拠点とロジスティクスセンターを活用し、全国で均一な訪問修理サービスを提供する。
コンテックは2025年9月25日、日立システムズの保守サービスを組み合わせたFAコンピュータを発売した。全国約300カ所のサービス拠点とロジスティクスセンターを活用し、全国で均一な訪問修理サービスを提供する。保守契約は2〜7年から選択でき、障害対応時間は平日9〜17時または24時間365日の2種類が用意される。
対象となるFAコンピュータは、スモールタワー型「VPC-720H」、スリムタワー型「VPC-1800H」、デスクトップ型「VPC-3200H」の3モデル。いずれもIntel第13世代CPUを搭載し、最大128GBメモリやRAID対応ストレージを選択できる。OSはWindows 11 IoT Enterprise LTSC 2024やWindows 10 IoT Enterprise LTSC 2021を選択可能で、セキュリティソフトも組み合わせてBTO注文できる。
提供される保守サービスは、専用窓口による24時間365日受付に対応。契約期間中は出張費や部品代を含む訪問修理サービスを受けられる。障害発生時には独自の診断ツールで迅速に障害箇所を特定し、復旧作業を行う。サービス費用はFAコンピュータ購入時に支払う仕組みとなっている。
産業分野ではDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が進み、設備のダウンタイムを最小限に抑える「メンテナンスレジリエンス」の要望が高まっている。新製品はこれらのニーズに応えるもので、信頼性に加えて保守体制を強化することで、安定した事業継続を支援する。
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