コンテックは、「CONPROSYS nano」シリーズのEtherCATカプラユニット「CPSN-EOB471EC-41」「CPSN-EOB471EC-81」を発売した。I/Oモジュールを搭載し、リモートI/Oシステムを構築できる。
コンテックは2025年9月17日、「CONPROSYS nano」シリーズのEtherCATカプラユニット「CPSN-EOB471EC-41」および「CPSN-EOB471EC-81」の受注を開始した。4枚または8枚のI/Oモジュールを搭載し、EtherCATサブデバイスとしてリモートI/Oシステムを構築できる。価格はCPSN-EOB471EC-41が2万5300円、CPSN-EOB471EC-81が3万3000円(各税込)となっている。
CPSN-EOB471EC-81にCPSN-DI-08L×4スロット、CPSN-DO-08L×4スロットを搭載した場合、デジタル入力32点、デジタル出力32点、最小通信周期125マイクロ秒で動作できる。豊富なI/Oモジュールから用途に合わせた拡張が可能で、−20〜+60℃の環境に対応する。
EtherCAT規格のModular Device Profile(MDP)規格(ETG.5001.1)に準拠。MDP規格をサポートしたEtherCAT MainDeviceであれば、スロットに接続しているI/Oモジュールを自動で認識し登録する。
対応モジュールには、アナログ入力やデジタル入出力、リレー出力、熱電対入力など多様な製品がある。例えば、絶縁型アナログ入力モジュール「CPSN-AI-2408LI」は2万7060円、デジタル出力「CPSN-DO-08L」は7920円、リレー接点出力「CPSN-RRY-4PCA」は1万6720円(各税込)で提供される。
同シリーズは産業IoT(モノのインターネット)に向けた拡張性と柔軟性を重視しており、新製品の追加により、リモートI/Oシステムの構築にさらなる選択肢を与えるものとなる。
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