松浦機械製作所は、5軸制御立形マシニングセンタ「MX-520 PC7」と5軸複合マシニングセンタ「MX-520T PC7」の販売を開始した。新開発の「タワーパレットシステム PC7」を搭載し、自動化と生産性が向上した。
松浦機械製作所は2025年7月10日、5軸制御立形マシニングセンタ「MX-520 PC7」と5軸複合マシニングセンタ「MX-520T PC7」の販売を開始したと発表した。新開発の「タワーパレットシステム PC7」を搭載し、自動化と生産性が向上している。
2010年に提供を開始した「MX-520」は、加工性能とコストパフォーマンスに優れたエントリーモデルの5軸制御立形マシニングセンタだ。これまでに「MX」シリーズとして「MX-850」「MX-330」「MX-420」を展開し、2024年には旋削機能を追加した5軸複合マシニングセンタ「MX-520T」を追加。またオプションとして、自動化や無人運転に対応する「フロアパレットシステム PC4」を提供している。
新製品のMX-520 PC7、MX-520T PC7は、オプションのタワーパレットシステム PC7により、PC4と同等のフロアスペース(+80mm)でパレット枚数が3枚増加した。最大ワークサイズは、PC4と同じ520×330mm。省スペースでの無人化、自動化ニーズに対応する。
パレットモニター画面による直感的な操作に加え、切くずとクーラントの自動集積と排出が可能な切くず処理システムを採用した。ワイドなメンテナンスドアにより、作業性と視認性も向上している。
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