ソラコムが提供するデータ通信サービス「SORACOM Air」の契約回線数が、800万を突破した。また。同社はIoTとAIの融合を軸にしたプラットフォーム「リアルワールドAIプラットフォーム」構想を発表した。
ソラコムは2025年7月16日、同社のデータ通信サービス「SORACOM Air」の契約回線数が800万を突破したと発表した。
800万回線とは、SORACOM Air for セルラー、Sigfox、LoRaWANを含めた総回線数だ。同社は2015年にIoT(モノのインターネット)通信サービスSORACOM Airを開始して以来、センサーやデバイスから収集したデータをクラウドと連携して活用できる仕組みを提供してきた。SORACOM Air for セルラー全体では213の国と地域、509キャリアに対応しており、世界中で幅広い業界に展開している。
また、同社はIoTとAI(人工知能)の融合を軸にしたプラットフォーム「リアルワールドAIプラットフォーム」の構想を発表した。IoTデバイスから集められる「Physical」な情報に、企業や組織、個人が持つ膨大な「Digital」情報を加え、さらに急速に進化している「AI&Cloud」を融合するという戦略を掲げている。
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