Sceneは、製造業向けの課題追跡/管理ツール「Issues」に、レビューリクエスト機能を追加した。デザインレビューの標準化が可能になり、指摘漏れを回避して手戻りを抑止できる。
Sceneは2025年6月17日、製造業向けの課題追跡/管理ツール「Issues」に、レビューリクエスト機能を追加したと発表した。デザインレビュー(DR)の標準化が可能になり、指摘漏れを回避して手戻りを抑止できる。
Issuesは、Webブラウザ上で3D CADデータを簡単に表示、共有できるオンラインDRソリューションだ。設計部門や生産技術、製造部門、メンテナンス部門などからの指摘や課題を収集し、一元管理できる。
新たにレビューリクエスト機能を追加したことで、設計のミニレビューやDRを効率的に管理、運営できるようになる。属人化されやすい設計レビュー業務を標準化し、その進捗(しんちょく)を明確化して、指摘漏れを抑えることができる。
レビューをしてほしい人に依頼を送信できる他、複数ファイルの一括依頼にも対応。設計意図や依頼背景、注意点も伝達できる。レビューの主催者は、承認状況を一覧化することが可能だ。
レビュー依頼を受けた人は、レビューすべき内容をワンクリックで確認し、承認、却下もできる。Webブラウザで簡単に対応でき、いつでもどこでもレビューが行える。
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