ここでは、島田電機のエレベーターボタンがどのようにして作られているのかをご紹介します! 素材を切ったり削ったり、最先端の機械もたくさん使われているのですが、完成までには意外にも人の手による作業が多い点に驚かされます。島田電機のこだわりでもある、職人さんの技術にも注目しながらご覧ください。
MC(マシニングセンタ)という機械を用いて、ブロック状のアクリルを必要な大きさ、形状に切り出します。
削り出したアクリルに矢印や文字などのマークを掘り込み、塗料を流して固めます。マーク部分が剥げにくく、マークを印刷するタイプのボタンに比べて表示が長持ちするのが特徴なんだそうです。マークの種類によっては、ここで文字芯(数字の0や8などを作るとき、くり抜かれる部分にはめるステンレス板)をはめ込む作業が行われます。
高速で回転するバフ(布)にアクリルを押しあてて、研磨します。この工程によって、光沢にムラのない、きれいなボタンに仕上がるそうです。こちらも、職人さんによる手作業です!
バフ研磨でボタンの表面を綺麗に仕上げたら、いよいよ完成です! 職人さんの情熱が詰まったボタン、完成までの工程を知ると、これからさらに大事に使いたくなりますね!
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