規制を含めて、最初のきっかけをどう作るかが悩みどころです。
この記事は、2024年12月9日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
先週は、資源循環への影響から注目していた国際合意がまとまらなかったというニュースがありました。2024年11月25日から韓国のプサンで行われていたプラスチックの環境汚染防止に向けた政府間交渉です。200カ国以上が参加し、プラスチック生産量の削減やリサイクルに関する目標など、最終日となる12月1日までさまざまなテーマが話し合われたが、最終的には合意を延期するという結論となり、国際的な共通目標が決められることはありませんでした。
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