柔らかい頭、優しいまなざしで考える必要があるのかなと。
設計開発や製造現場での3Dプリンタ活用は、もはや珍しいことではありません。アイティメディアが運営する製造業向けメディア「MONOist」および「TechFactory」で実施した「製造業における3Dプリンタの利用に関する調査」(調査期間:2024年7月)の結果レポートによると、「職場環境に3Dプリンタを導入している」との回答が43.5%を占め、前回調査(37.8%)よりも増えている状況にあります。
しかしながら、その活用は「形状/デザイン試作」(45.0%)、「治具/補助工具製造」(16.6%)、「機能/原理試作」(15.9%)、「研究開発」(12.6%)にとどまっており、最終製品の製造や最終製品に使用されるパーツ製造といった量産適用への活用は残念ながらまだ限定的なようです(より詳しい内容を知りたい方は「製造業の3Dプリンタ利用に関する調査レポート【2024年版】」をダウンロードしてください)。
皆さんの現場ではいかがでしょうか。「なぜ量産適用は難しいのでしょうか?」「なぜ最終製品に使用されるパーツ製造には使えないのでしょうか?」 皆さんそれぞれに理由がありますよね。でも、少し見方を変えてみてもいいのではないでしょうか。
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