まとめてみると結構ありました!
この記事は、2024年11月7日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
製品開発の現場では日々さまざまな改善活動が行われています。そうした活動を推進する上で重要なのは、現場の実態を的確に把握し、課題があればその原因となる要素を特定して、解決に向けた具体的なアクションを実践することです。
このように言うのは簡単ですが、そう容易に解決できる課題ばかりではありません。中には効果的な対策がなかなか打てず、「対症療法的なアプローチで何とかその場をしのいでいる」という状況もあり得るでしょう。また「課題解決のために導入したはずのツールの運用がどうもうまくいっていない……」といった状況もあるのではないでしょうか?
そんなとき、ふと思うのは「他の会社はどうしているのだろうか?」「同じような課題に直面していないだろうか?」「(課題解決に向けて)具体的にどんなツールを導入しているのだろうか?」といった疑問です。他社の動向を知ることで、自分たちが置かれている状況を俯瞰的に捉えることができるかもしれません。「皆、同じように苦労しているのか」と分かるだけでも直面する課題に対する向き合い方も違ってくることでしょう。
皆さんは「MONOist」や「TechFactory」「EE Times Japan」といったアイティメディアが運営する製造業向けメディアで、毎月のように読者調査を実施しているのをご存じでしょうか? 品質管理やDX(デジタルトランスフォーメーション)、データ活用、設計者CAEなどの実態調査やCAD、3Dプリンタ、MI(マテリアルズインフォマティクス)の活用状況など、さまざまなテーマで調査を行っています。
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