Stratasys(ストラタシス)は、同社「3DFashion テクノロジー」の進化における次のマイルストーンとなるJ850 TechStyle フルカラー3Dプリンタ用「ファブリック・アラインメント・ステーション」を発表した。
Stratasys(ストラタシス)は2024年10月8日、同社「3DFashion テクノロジー」の進化における次のマイルストーンとなるJ850 TechStyle フルカラー3Dプリンタ用「ファブリック・アラインメント・ステーション」を発表した。
同ソリューションは、プロフェッショナルなファッションデザイナーの意見を参考に設計されており、刺しゅう、レーザー裁断、エンボス加工、2Dシルク造形といった多くの製造方法との統合を可能にする独自のワークフローを提供する。
特長は大きく3つある。まず、設計精度の向上だ。2Dパターンと3D設計を高精度で位置合わせできるため、試行錯誤することなくデザイナーのイメージ通りに、必要な場所に、3Dプリント造形を正確に配置することが可能となる。続いての特長は、効率とコスト削減だ。アライメントプロセスの自動化により、手作業での調整を減らし、時間と生産コストの削減に貢献する。そして、最後の特長がサステナビリティだ。材料の無駄を最小限に抑えることができ、環境に配慮した持続可能な製造方法をサポートする。
今回の発表を受け、Stratasys コンシューマー・ソリューションズ担当 上級副社長のZehavit Reisin氏は「今日のファッション消費者はパーソナライゼーションを重視し、カスタマイズ可能なオーダーメイド製品の需要を促進している。このソリューションは、クリエイティブなプロセスと生産効率を変革するものだ」(プレスリリースより)と述べている。
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