「データ中心の変革を」とよく聞くけど、それって実際どういうこと?製造マネジメント メルマガ 編集後記

DXで大事な「データ」の在り方を考える機会になればと思います。

» 2024年09月09日 12時00分 公開
[池谷翼MONOist]

 この記事は、2024年9月9日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 ちまたではデータに基づく業務や意思決定の遂行が現代の企業にとって非常に重要であるといわれています。これ自体は事実でしょう。企業内外のデータを素早く集め、分析、見える化を行い、正確かつ、できればリアルタイムで現状を把握すること。DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する企業の多くがこうした仕組みの実現に向けて、日々取り組みを進めています。

 企業の資産としてのデータの重要性は年々増しています。皆さんの企業でも、しつこいくらい「データドリブン経営へシフトを」という訴えが繰り返し行われているかもしれませんね。そこでぜひ、DXに携わる方に改めて考えていただきたいのが、「本当の意味で、データを中心に動ける組織を実現するにはどうすればよいか」ということです。

「あるべきデータの姿」とは?

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