日立製作所と日立プラントサービスは、未来医療推進機構が運営する未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」に、医薬や再生医療のバリューチェーン全体にわたる最新テクノロジーを体験、体感できるショールームを開設した。
日立製作所と日立プラントサービスは2024年8月1日、未来医療推進機構が運営する未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross(中之島クロス)」(大阪市北区)に、同社グループの最新テクノロジーを体験、体感できるショールームを開設したと発表した。
日立プラントサービスは、大阪府と民間企業21社などによる未来医療推進機構の設立企業として、再生、細胞医療、遺伝子治療の産業化の進展に取り組んできた。その一環として、同年6月よりNakanoshima Qrossへ入居を開始。今回、日立グループとしてショールームを開設した。
同ショールームの「Hitachi Advanced Technologyエリア」では、細胞製造のバリューチェーンと情報連携する次世代型CPF4ソリューションなど、日立グループの最新テクノロジーを体験できる。細胞製造シミュレーションによるプロセス開発支援サービスや再生医療等製品バリューチェーン統合管理プラットフォーム「Hitachi Value Chain Traceability service for Regenerative Medicine」、医薬向けの製造、品質管理システム「HITPHAMS」などの製品を展示する。
また、適切な衛生管理と品質管理を支援するCCS支援サービスや、医薬プラント向けの設備保全アプリケーションも紹介。日立ハイテクの細胞自動培養装置「iACE2」、日立産機システムの再生医療用キャビネットも展示している。
知識を深め、協創を促進する「協創コミュニケーションエリア」では、VR(仮想現実)体験のほか、セミナーやイベントなどのコミュニケーションを通してアイデアの創出を促す。
ショールームの開館時間は平日午前9時〜午後5時で、予約制となっている。
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