4K UHDイメージングに対応する、医療グレードボックスPCを発表医療機器ニュース

エイスースジャパンは、サブブランドのASUS IoTが提供する、医療グレードのボックス型PC「MDS-M700」を発表した。4K UHD AI画像処理など、さまざまなヘルスケアアプリケーションに対応する。

» 2024年05月01日 15時00分 公開
[MONOist]

 エイスースジャパンは2024年4月9日、サブブランドのASUS IoTが提供する、医療グレードのボックス型PC「MDS-M700」を発表した。4K UHD AI(人工知能)画像処理など、さまざまなヘルスケアアプリケーションに対応する。

キャプション 「MDS-M700」使用イメージ[クリックで拡大] 出所:エイスースジャパン

 MDS-M700は、第13世代のIntel Coreプロセッサと、オプションでGPUカード「NVIDIA RTX A5000」「NVIDIA RTX A4000」を搭載する。人体組織や血管、身体構造を鮮明かつ高精度に可視化する、4K UHDイメージングに対応。これにより、リアルタイムのAI支援分析を実行できる。

 医療安全性業界基準のCE、FCC、IEC 60601-1-2認証に準拠し、45dBの超低騒音で動作する。3つのイーサネットソケットを備え、幅広いデータ転送経路を確保する。シームレスな一体型カバーを採用し、高いアルコール耐性により衛生的な環境を維持できる。

 シームレスなデータ管理、デバイスの相互接続、画像処理が可能で、モバイルDRや超音波、CT、MRI、X線機器に適する。同月より販売を開始する予定だ。

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