デル・テクノロジーズは、「Dell Precisionワークステーション」の新モデルを発売した。モバイルとタワー型ワークステーションの計6モデルで、高度なAIやグラフィックスを効率的に処理できる。
デル・テクノロジーズは2024年3月13日、「Dell Precisionワークステーション」の6つの新モデルを発売した。モバイルとタワー型ワークステーションを用意する。
パワーユーザー向けの「Dell Precision 3490ワークステーション」「Dell Precision 3590ワークステーション」は、高性能GPU「NVIDIA RTX 500 Ada」グラフィックスを搭載できる。「Dell Precision 3591ワークステーション」は、エントリーレベルの2D CAD/3D CADを含む設計者やクリエイターの生産性を向上する。
「Dell Precision 5690ワークステーション」は、フットプリントが16インチモバイルワークステーションで、「NVIDIA RTX 5000」グラフィックスカードを1枚搭載可能。広大な表示領域を提供し、クリエイティブ系アプリケーションの性能を一段階アップする。「Dell Precision 5490ワークステーション」は14インチと小型ながら、パワフルなウルトラモバイルデバイスだ。
これら5000シリーズは、出荷時に「Windows 11」を搭載する。サポートAI「Copilot」がすぐに使えるよう、キーボードにMicrosoft Copilot専用キーが付いている。
「Dell Precision 3680 Tower」は、第14世代インテルCoreプロセッサを備えるほか、「NVIDIA RTX 6000 Ada」世代のグラフィックスカードを1基搭載できる。シングルスレッド形式で、ワークステーションを長時間、高速で効率的に動かすことができる。また、熱処理も改善しており、作業負荷が重いアプリケーションを処理しつつ、システムの冷却性と静音性を保持する。
Dell Precisionワークステーションには、最新のサイバー攻撃に対抗するハードウェアとファームウェア機能が組み込まれている。2024年春には、公開されているセキュリティの脆弱(ぜいじゃく)性をスキャンして、修復するための推奨事項を提示する新しい脆弱性検出機能が提供される予定だ。
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