さまざまな要素が複雑に絡み合い、相反しているからこそ、その中で何を選ぶのかを決断しなければなりません。
この記事は、2024年3月11日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
ここ最近、製造業の環境への取り組みについて、パネルディスカッションなどの議論の場に参加させてもらう機会が数多くありました。その中で感じたのが、製造業が環境問題に対して持続的に取り組んでいくためには“勝ち筋”をどう設定するのかが非常に重要だということです。
環境問題への取り組みは、誰がどう見てもよい行為であるため、総論として反対する人はいません。しかし、これらを実行していくのは、さまざまな要素がトレードオフの関係になっていることから非常に判断が難しい状況になっています。
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