リーガルテックは、子会社のJAPAN MADE事務局が提供するブランド/知財保護システム「HyperJ.ai」に、詳細なトレーサビリティー機能と開封通知機能を追加したと発表した。
リーガルテックは2023年10月17日、子会社のJAPAN MADE事務局が提供するブロックチェーンを活用したブランドおよび知財保護システム「HyperJ.ai」に、詳細なトレーサビリティー機能と開封通知機能を追加したと発表した。
トレーサビリティー機能は、製造者や生産者から出荷された商品が消費者に届くまでに、どの流通業者や小売店を経由したのかを、製品に付与された「HyperJ ID」を読み取ることで確認できる。
商品への信頼性が増すとともに、横流しなどの不正な流通の防止にもつながるという。商品購入者の消費行動も確認できるため、マーケティング分析にも活用できる。
開封通知機能は、商品が開封されているかどうか、またいつ開封されたかを確認できる機能。異なる商品への差し替えや、異物混入がないことを保証できる。消費者の安心感を高めると同時に、商品をいつ使用したかの目安が分かるため、消費期限などの確認や、消費行動の分析などに活用できる。
HyperJ.aiはその他にも、QRコードとNFCチップを使用して製品の真贋判定をリアルタイムで実施する「真贋判定機能」や、商品の詳細情報や購入ページへアクセスできる「D2Cアクセラレーター機能」などを提供している。
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