中村留精密工業は、素材供給と完成品を取り出す機内搬送装置「コンパクトローダーservo」を発表した。全軸サーボ駆動で動作するサーボタイプで、位置決め精度に優れ、加工ワークに合わせたティーチングができる。
中村留精密工業は2023年9月14日、素材供給と完成品を取り出す機内搬送装置「コンパクトローダーservo」を発表した。全軸サーボ駆動で動作するサーボタイプで、位置決め精度に優れ、加工ワークに合わせたティーチングができる。
昇降軸をサーボモーター駆動に変更し、繰り返し位置決め精度がガントリーローダーと同等になったため、ワークに合わせてティーチングポイントを細かく設定できる。また、移動速度の向上に加え、操作性も向上。コンパクトローダーの専用画面から操作できる。
機械高さが標準機械と変わらず、工場の高さ制限を受けにくい。対象機種は「MX-100」のみで、Z軸走行ストローク2580mm、ワークサイズの直径20〜130mmは、長さは20〜110mm。質量は3.0kg×2となっている。
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