ifm efectorは、さまざまな測定信号に適応する多機能デジタル表示器「DX1063」を発売した。データをリアルタイムで表示し、製造現場でプロセス状態を見える化する。
ifm efectorは2023年9月26日、さまざまな測定信号に適応する多機能デジタル表示器「DX1063」を発表した。幅広いデータをリアルタイムで表示し、製造現場でプロセス状態を見える化する。価格は3万8200円で、同月より販売を開始する。
DX1063は、単位とともに、センサーから検出した電流、電圧、周波数、パルス、測温抵抗、熱電対を表示し、測定値を現場で直接確認できる。測定したデータは、マルチ表示式でカスタマイズできるTFTディスプレイで見やすく表示。測定単位以外に、登録した入力信号や測定箇所の名前の表示にも対応する。
本体の3つのボタンのみで操作でき、パラメーターは直感的な階層メニューのテキストに沿って設定できる。8種類のアラームも搭載。アラームのフォントや背景色を定義することで、色の変化から測定値を視覚的に診断できる。
2つのリレー出力も搭載し、アラーム別に上位システムへ伝送するほか、単純な制御にも利用できる。
測定距離と速度が向上したToF式光電距離センサー、距離値と反射率値を同時出力
μm範囲で距離を測定する光電センサー、3つの動作モードで幅広い現場に適用
超純水や水の流量を正確に測定、乱流や泡などによる状態変化を信号強度で監視
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