MediaTekは、常時接続型自動車向けの車載プラットフォーム「Dimensity Auto」を発表した。高性能コンピューティング、先進的なAI、広範な機能統合、エネルギー効率を備えた自動車向けソリューションを提供する。
MediaTekは2023年4月17日(現地時間)、インテリジェントな常時接続型自動車向けの車載プラットフォーム「Dimensity Auto」を発表した。「Dimensity Auto Cockpit」「Dimensity Auto Connect」「Dimensity Auto Drive」「 Dimensity Auto Components」などを含む製品ポートフォリオで構成する。
Dimensity Autoは、高性能コンピューティング、先進的なAI(人工知能)、広範な機能統合、エネルギー効率を備えた自動車向けソリューションを提供する。それら全てが車載グレードの信頼性基準を満たす。
Dimensity Auto Cockpitは、ディープラーニングアクセラレーターとビジョンプロセッシングユニットを搭載した、高性能AIマルチプロセッサとなる。拡張性が高く、電力消費効率に優れる。専用DSPによるマイク音声処理、マルチHDRカメラ、最大8K 120Hz HDR画面に対応する。
Dimensity Auto Connectは、5GやWi-Fi、Bluetooth、ナビゲーション、NTN(非地上ネットワーク)衛星通信を含む、独自の無線通信技術ポートフォリオだ。また、Dimensity Auto Driveは、独自のAI Processing Units(APU)により、先進運転支援システムソリューションの実装を可能とする。Dimensity Auto Componentsは、常時接続型の車両向けに車載グレードのチップセットやコンポーネントを提供する。
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