複数の部品データを解析して3Dプリントに適したものを選別、造形する新サービス:3Dプリンタニュース
DMM.make 3Dプリントは、手持ちの部品データを一括で解析し、3Dプリントに適したものを抽出して、造形まで行うワンストップサービスの提供を開始した。
DMM.comは2023年1月27日、DMM.make 3Dプリント事業において、複数の部品データを一括で解析し、3Dプリント出力によって製造コストと時間を最適化する「部品表データ一括解析サービス 〜製造業の工法をまるっと最適化〜」(以下、部品表データ一括解析サービス)を提供開始したと発表した。
部品表データ一括解析サービスの提供を新たに開始した[クリックで拡大] 出所:DMM.com
部品表データ一括解析サービスは、同社独自の解析ツールによって、企業が保有する複数部品の3Dデータを一括で解析し、コストや工数などの観点から、3Dプリントで最適化できるパーツを見える化(抽出)して、その後の造形出力までをワンストップで提供するサービスである。
部品表データ一括解析サービスの活用メリット[クリックで拡大] 出所:DMM.com
製造業では、3Dプリンタを活用した製造コスト削減や開発リードタイムの短縮といったニーズが高まる一方で、3Dプリンタに関する専門知識などを備えた人材がいないため、「どうすればよいか分からない」「どの部品が3Dプリントに適しているか判断できない」といった課題を抱えている現場も少なくない。部品表データ一括解析サービスは、こうした現場課題を解決するもので、製造業における3Dプリンタ活用のさらなる拡大に貢献する。
データ解析から提案、造形物の納品まで最短10営業日と、短納期での対応が可能。また、データ解析については当面無料となっている(造形は有料)。利用に関しては、専用フォームからの問い合わせが必要となる。
サービス利用までの流れ[クリックで拡大] 出所:DMM.com
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