ピクセラなどが共同開発した日本向け4K/2K Android TV搭載スマートテレビ対応ターンキーソリューションを、国内大手家電メーカーが採用。搭載製品は2023年1月に販売開始する。
同ソリューションは既に、2022年9月に発売された大手家電メーカー製液晶テレビで採用された実績がある。今回採用を決めたのは、世界大手EMSの子会社でテレビ販売台数シェア上位の国内大手家電メーカーだという。
Realtek Semiconductor、TCL MOKA Internationalと共同開発したもので、日本独自のテレビ放送方式であるISDB-T(地上波)、ISDB-S(衛星放送)、ISDB-S3(4K放送)に対応するためのソフトウェアをパッケージ化。RealtekのSoCを搭載するMOKAのAndroid TVシステムに組み込んだ。プラットフォーム化されているため、メーカーごとのカスタム開発工数を抑えられ、複数社との同時並行開発が可能となっている。
ピクセラは2025年までに、国内テレビ市場の約50%で採用されることを目指すとしている。
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