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» 2022年11月21日 09時00分 公開

設計、エンジニアリング、製造のためのソフトウェア「Solid Edge 2023」を発表CADニュース

Siemens Digital Industries Softwareは、設計、エンジニアリング、製造のためのソフトウェア「Solid Edge 2023」をリリースした。最新版の2023では、他の多くの産業ワークフローとスムーズに連携、コラボレーションできる。

[MONOist]

 Siemens Digital Industries Software(シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア)は2022年11月8日、設計、エンジニアリング、製造のためのソフトウェア「Solid Edge 2023」を発表した。統合ポートフォリオ「Siemens Xcelerator」をはじめ、他の多くの産業ワークフローとスムーズに連携、コラボレーションできる。

AI搭載の完全自律型のバーテンダーロボット「Yanu」の開発にSolid Edgeが採用されている AI搭載の完全自律型のバーテンダーロボット「Yanu」の開発にSolid Edgeが採用されている[クリックで拡大] 出所:Siemens Digital Industries Software

 Solid Edge 2023では、中小規模の製造業向けに、新たなライセンスオプションを用意。また、クラウドコラボレーションソリューションの「Xcelerator Share」を使ったコラボレーションを提供する。

 Solid Edgeのルックアンドフィールは、アップデートにより、より直感的な操作が可能になった。パーソナライズオプションの拡張、モデリングワークフローの強化などが実施されている。形状作成では、従来型の履歴ベース手順で作成したパーツと、ジェネレーティブデザインや3Dスキャンなどのコンバージェントモデリングで作成したパーツを、特別なデータ変換なしで区別なくシミュレーションに利用できる。

 最新版では、デザインデータの拡張的な活用を想定しており、NX Mechatronics Concept Designer(MCD)やProcess Simulateなど、Siemens Xcelerator製品の他のソリューション間でも、Solid Edgeのデータをやりとりできる。

 また、モデルベース定義(MBD)を活用。特にSolid Edge Advanced PMIアドオンは、ダウンストリームアプリケーションでもアノテーション付き3Dデータモデルの全情報が活用できる、高精度な寸法情報を提供する。

 Solid Edge Inspectorアドオンは、設計や製造上の重要な特性を自動で発見し、ラベル付けして分類するツールを提供する。ここで抽出される情報は、詳細な検査データとレポートとして自動生成され、後工程とのコミュニケーションに活用できる。

 Solid Edge CAM Proの新しい5軸加工用荒加工機能、4軸回転加工アドオン、ワイヤーEDM機能など製造に関する新機能も追加している。最先端の機械加工に携わるユーザー向けには、Smart Machine Kitsライブラリーを用意。標準化され、実用的に整理された機械シミュレーションキットにより、完全な機械加工シミュレーションを今までに比べ短い時間で開始できる。

 ライセンスオプションも充実している。Solid Edge SaaSでは、Xceleratorによって任意の場所からアクセスできるクラウド接続と、バリューベースライセンスを導入。柔軟なライセンスオプションにより、ユーザーはジェネレーティブデザインやポイントクラウドの可視化、電気配線、PCBコラボレーション、高度なシミュレーションなどの多様なアドオンを自由に選択し、組み合わせて利用できる。

 作成したエンジニアリングデータは、クラウドに安全に保存され、Xcelerator Shareを使用して時間、場所、デバイスを選ばずに簡単に共有できる。データはAR(拡張現実)にも対応する。

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