最大可搬質量200kgのリニアヘッド、ストローク100〜700mmの直線動作が可能FAニュース

オリエンタルモーターは、最大可搬質量200kgのリニアヘッド「LJリニアヘッド」を発売した。平行軸ギヤヘッドとモーターに装着することで、押す、引く、上げる、下げるなどの直線動作が可能になる。

» 2022年09月26日 11時00分 公開
[MONOist]

 オリエンタルモーターは2022年8月31日、最大可搬質量200kgのリニアヘッド「LJリニアヘッド」を発売した。ストロークが100〜700mmの仕様を提供し、価格は4万4000〜5万6600円(税別)となる。

 LJリニアヘッドは、平行軸ギヤヘッドとモーターに装着することで、押す、引く、上げる、下げるなどの直線動作が可能。従来モデルに比べてピニオンを大径化し、歯車強度を高めたことで、最大可搬質量200kgを可能にした。「三相高効率モーター」や「αSTEP AZ」シリーズと組み合わせて使用できる。

キャプション モーターと組み合わせる「LJ リニアヘッド」 出所:オリエンタルモーター

 ラック、ピニオン機構を採用しており、ラック両端を固定してモーターを自走させるため、ボールねじ機構に比べて省スペース化できる。ラックは水平と垂直方向に取り付け可能で、設計の自由度が向上する。リニアヘッドに平行軸ギヤヘッドを差し込み、ねじで固定すれば簡単に組み付けできるため、設置時やモーターのメンテナンス時間短縮につながる。

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