受託造形サービスに「業界最安水準価格」をうたうガラス入りナイロン素材を追加3Dプリンタニュース

DMM.comは、DMM.make 3Dプリント事業において「業界最安水準価格」をうたうガラス入りナイロン素材を用いた受託造形を開始したことを発表した。

» 2022年09月12日 10時30分 公開
[八木沢篤MONOist]

 DMM.comは2022年9月9日、DMM.make 3Dプリント事業において「業界最安水準価格」をうたうガラス入りナイロン素材を用いた受託造形を開始したことを発表した。

DMM.make 3Dプリント事業において、ガラス入りナイロン素材の取り扱いを開始した DMM.make 3Dプリント事業において、ガラス入りナイロン素材の取り扱いを開始した[クリックで拡大] 出所:DMM.com

 DMM.make 3Dプリント事業の受託造形サービスでは、これまでに26種類の素材を取り扱っており、今回新たにガラス入りナイロンを追加した。

 ガラス入りナイロンは、自動車部品や電子精密機器の部品などで広く活用されている素材であり、優れた強度と耐熱性が特徴で、高熱/高荷重下での耐久性が求められる部品の構造や機能評価試作、最終製品用途に最適だという。

ガラス入りナイロンの代表的な用途例 ガラス入りナイロンの代表的な用途例[クリックで拡大] 出所:DMM.com

 同社は、今回新たに追加したガラス入りナイロン素材の材料価格を、一般的な3Dプリントにかかる費用の約3分の1程度に抑え、「業界最安水準価格を実現した」(プレスリリースより)としている。

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