メルティンMMIの「MELTz手指運動リハビリテーションシステム」が、第二種医療機器製造販売業許可とクラスII医療機器認証を取得した。これにより、同システムを自社設計および住友ファーマと共同開発し、製造販売が可能となった。
メルティンMMIは2022年6月14日、同年3月20日付で第二種医療機器製造販売業許可を取得した「MELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステム」が、クラスII医療機器認証を同年5月18日付で取得したと発表した。これにより、同システムを自社設計および住友ファーマと共同開発し、製造販売が可能となった。
同システムは、脳神経科学に基づいたリハビリテーションの手法により、手指運動のトレーニングをサポートする。使用者の生体信号の波形を読み取り、手に装着した機器とシンクロさせることで、動かない体でも意図した動きができるように補助する。
同社は、ロボット技術と体を流れる電気信号の生体信号に着目し、2016年に生体信号を読み取って自分の手のように操作できる義手を開発。2018年には、住友ファーマとの共同開発を開始しており、同システムは実用的なサイボーグ技術の第一歩となる製品だ。
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