セキュアなチップレット間Die-to-Die通信向けIPソリューションを発売組み込み開発ニュース

CEVAは、完全子会社のIntrinsixを通じて、チップレット間でのDie-to-Die通信が可能な「Fortrix SecureD2D IP」を発売した。暗号化および復号用のアクセラレーターと、セキュアファブリックを介して通信するコントローラーを内蔵している。

» 2022年03月04日 08時00分 公開
[MONOist]

 CEVAは2022年1月26日、完全子会社のIntrinsixを通じて、チップレット間でのDie-to-Die通信が可能な「Fortrix SecureD2D IP」を発売した。

 同IPは、HSoC(ヘテロジニアスSoC)内のセキュアなチップレット間通信を可能とするハードウェアベースのソリューションだ。暗号化および復号用のアクセラレーターと、セキュアファブリックを介して通信するコントローラーを内蔵している。

キャプション チップレット間通信向けIPソリューション「Fortrix SecureD2D IP」 出所:CEVA

 暗号化方式は、ECDSA、SHA2、AESなどに対応。IPパッケージの内容には、カスタマイズ可能なハイレベルのアプリケーションやローレベルのファームウェアAPIが含まれる。

 同IPは、既に米国防総省のSHIP(最先端ヘテロジニアス統合パッケージング)プログラムにて選定、実装されているほか、ロッキード・マーティンやグローバル半導体メーカー1社にも採用されている。

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