IDEMIAとMicrosoftは、次世代eSIMおよび接続サービスを世界規模で展開する。コンシューマー機器、M2M、IoT機器向けに、Microsoftの「Azure」を基盤としたサービスを提供する。
IDEMIA(アイデミア)は2022年1月25日(現地時間)、Microsoftのクラウドプラットフォーム「Azure」を基盤とした、次世代eSIMおよび接続サービスを世界規模で展開すると発表した。まずはフランスとアメリカで先行開始し、今後数カ月で他の地域にも拡大する予定だ。
AzureとIDEMIAは、移動通信関連の業界団体GSMA(GSM Association)から、eSIMサービスの認定を受けている。今回の提携により、コンシューマー機器、M2M(マシン・ツー・マシン)、IoT(モノのインターネット)機器向けに高度な接続機能を提供するほか、位置情報サービスなどを共同開発する。
具体的には、eSIMリモートサブスクリプション管理サービスの提供をはじめ、GSMA認定地域におけるSAS-SM(サブスクリプションマネージャー)フットプリントの展開、eSIMビジネスに対応するためサービスレベルの継続的な改善を進める。
また、Azureベースの次世代モバイルオペレーター向けソリューションを共同開発する。両社の専門知識を組み合わせ、高度な接続機能や位置情報サービス、高いDDoS耐性を備えたセキュリティソリューションなど、用途に応じたサービスを提供する。
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