Hyundai Motor(現代自動車、ヒョンデ)は2022年2月8日、乗用車で日本に再参入すると発表した。同社は2009年12月に日本の乗用車市場から撤退していた。2022年5月から電気自動車(EV)「IONIQ 5」(アイオニック5)と燃料電池車(FCV)「NEXO」(ネッソ)の受注を開始し、同年7月から納車する。
Hyundai Motor(現代自動車、ヒョンデ)は2022年2月8日、乗用車で日本に再参入すると発表した。同社は2009年12月に日本の乗用車市場から撤退していた。2022年5月から電気自動車(EV)「IONIQ 5」(アイオニック5)と燃料電池車(FCV)「NEXO」(ネッソ)の受注を開始し、同年7月から納車する。
ブランドの認知度向上のため、2022年2月19日〜同年5月28日の期間限定で渋谷区原宿にポップアップスペースを設ける。車両を展示する他、試乗や購入の相談などを受け付ける。
ディーラー網は持たず、購入はオンラインで完結できるが、メンテナンスは全国の協力整備工場と連携して行う。全国に対応できるロードサービス体制も構築する。また、試乗や購入の相談、メンテナンスを提供する直営の販売店「カスタマーエクスペリエンスセンター」を2022年夏に横浜市に設置する。
販売だけでなく、カーシェアリング用車両としても提供する。DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアリング「Anyca(エニカ)」でアイオニック5を100台、ネッソ20台を展開。ネッソは既に利用可能で、アイオニック5は2022年2月下旬からシェアリングがスタートする。
税込み車両価格は、アイオニック5が479万〜589万円、ネッソが776万8300円となる。走行可能な距離はアイオニック5が498〜618km、ネッソが820kmだ。いずれも最新の運転支援システム「Hyundai Smart Sense」を搭載しており、衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシスト、ドライバーの注意状態のモニタリング、ハイビームアシスト、アダプティブクルーズコントロール、地図データと連携した速度のアシスト、車線変更支援などの機能が利用できる。
2022年はアイオニック5と同じセグメントのEVが日本で複数発売される。各社の商品力やブランド力が問われそうだ。
メーカー | ヒョンデ | トヨタ | スバル | 日産 | アウディ |
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モデル名 | IONIQ 5 | bZ4X | ソルテラ | アリア | Q4 e-tron |
価格 | 479万円 | 未公表 | 未公表 | 539万円 | 599万円 |
走行距離 | 498km | 500km前後 | 530km前後 | 470km | 516km(欧州値) |
全長 | 4635mm | 4690mm | 4690mm | 4595mm | 4588mm |
全幅 | 1890mm | 1860mm | 1860mm | 1850mm | 1865mm |
全高 | 1645mm | 1650mm | 1650mm | 1655mm | 1632mm |
ホイールベース | 3000mm | 2850mm | 2850mm | 2775mm | 2764mm |
モーター最高出力 | 125kW | 150kW | 150kW | 160kW | 150kW |
モーター最大トルク | 350Nm | 未公表 | 未公表 | 300Nm | 310Nm |
バッテリー容量 | 58kWh | 71.4kWh | 71.4kWh | 66kWh | 82kWh |
交流電力量消費率 | 131Wh/km | 未公表 | 未公表 | 166Wh/km | 未公表 |
価格や走行距離、バッテリー容量などは全てエントリーグレード。 |
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