同社は、創業70周年リブランディングの説明に併せて、今回新たに設定したブランドラインの1つKando Simpleに分類される、新生ツインバード製品の第1弾として「スチームオーブンレンジ(DR-F871W)」を発表した。
同製品は、同社独自技術である「上下で包むWスチーム」を搭載し、せいろで蒸したかのようなおいしさを実現。必要な機能にだけ絞り、低温調理も簡単に行えるスチームオーブンレンジだ。「せいろで蒸したような調理がスチームオーブンレンジで実現できないか? という開発担当者の生活者目線が開発のきっかけとなった」(同社 執行役員 マーケティング本部長の浅見孝幸氏)。せいろ蒸しの仕組みに注目し、スチームの当たり方を徹底的に見直して、上下から包み込むように蒸気でしっかりと蒸し上げるWスチーム技術を開発することができたという。
スチームオーブンレンジは2021年11月25日から同社公式Webサイトで先行予約を開始。販売は2022年1月14日を予定する。
その他、Kando Simpleのブランドラインには、スティック型クリーナーや電子レンジなどカラーバリエーションを含めて16製品が含まれる。
一方、Takumi Premiumのブランドラインに分類される製品には、現在、コーヒー界のレジェンドと呼ばれる田口護氏監修の全自動コーヒーメーカー(CM-D457B)と、ヘッドスパ美容の第一人者である山本幸恵氏監修の「防水ヘッドケア機(TB-G001)」がある。「これらは、燕三条の高い技術力を持った協力工場、そして粘り強くやり抜く職人カルチャーによって実現できた製品といえる。特に全自動コーヒーメーカーは、世界的に有名な田口氏にも認めていただき、製品化できた代表的な成功例といえる」(浅見氏)。
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