定置用リチウムイオン蓄電池の生産能力向上に向け、設備投資を決定工場ニュース

キャプテックスは、定置用リチウムイオン蓄電池の生産能力向上に向けた設備投資を決定した。生産能力の向上により、定置用リチウムイオン蓄電池の国内シェアを拡大する。

» 2021年08月16日 07時00分 公開
[MONOist]

 キャプテックスは2021年7月28日、定置用リチウムイオン蓄電池の生産能力向上に向けた設備投資を決定したと発表した。生産能力の向上により、日本市場での定置用リチウムイオン蓄電池のシェアを拡大する。

 長瀬産業(NAGASE)のグループ会社であるキャプテックスは、住宅や産業などで活用される定置用リチウムイオン蓄電池を開発、製造している。

 今回、定置用リチウムイオン蓄電池を製造する建屋2棟と生産設備を岡崎工場(愛知県岡崎市)に増設し、2020年度に約8MWhだった出荷容量を、2022年度には約100MWhへと向上させる。生産能力向上を通じて、NAGASEグループの定置用リチウムイオン蓄電池の国内シェアを2022年度には10%程度まで拡大する計画だという。

 新しい生産設備の稼働時期は2022年4月を予定している。

キャプション キャプテックスの岡崎工場(クリックで拡大) 出典:キャプテックス

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