ifLinkオープンコミュニティは、Android OSで動作するアプリ「ifLink エンジン」「ifLink レシピツール」の一般利用者向けβテストを開始した。Google PlayよりAndroid対応のスマートフォンにインストールできる。
ifLinkオープンコミュニティは2021年6月2日、Android OSで動作するアプリ「ifLink エンジン」「ifLink レシピツール」の一般利用者向けβテストを開始した。Google Playより、Android対応のスマートフォンにインストールできる。
「ifLink」は、IoT(モノのインターネット)における各種センサーや機器、アプリ、Webサービスとの連携機能を選択可能な機能部品として提供するプラットフォーム。プログラムの知識がないユーザーでも、ifLinkを利用して容易にIoTソリューションを実装できる。
ifLinkエンジンは、IF(〜したら)、THEN(〜する)という形で、さまざまなIoT機器やWebサービスの動作を組み合わせて設定、実行できる。追加でインストール可能なサービスを含めると、30以上のセンサーやデバイス、Webサービスに対応する。
ifLink レシピツールは、ifLink エンジンと組み合わせて使用するツールとなる。手動でのレシピ作成やIF-THENカードによるレシピ作成と動画再生、既存レシピのQRコード実行が可能だ。
ifLinkオープンコミュニティでは、企業、学校、団体など100以上の会員と共同でIoTシステムやサービスの開発、実証などに取り組んできた。今回、さらなる利用拡大や技術者への浸透を目指し、会員限定だったアプリをβテスト版として一般公開した。今後、利用者の意見や感想を基に改善を図り、同年秋にはコミュニティ版をリリースする予定だという。
ifLinkは普及と実用化に向けた次のステージへ、5月からβ版を一般公開予定
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