リコージャパンは、スマートフォンなどモバイルデバイスを活用して、生産現場の報告業務を効率化するクラウドサービス「RICOH らくらくKAIZENサービス」の提供を開始した。
リコージャパンは2021年3月24日、スマートフォンなどモバイルデバイスを活用して、生産現場の報告業務を効率化するクラウドサービス「RICOH らくらくKAIZENサービス」の提供を開始した。同社の社内実績を基にしたサンプルを参考に、報告用テンプレートを容易に作成できる。
同サービスは、さまざまな業務に対応した文書テンプレートなどの各種設定を行うWebサイトと、モバイルデバイス用アプリケーションおよび投稿された文書などを共有するWebサイトの3つから構成されるサブスクリプションサービスだ。
点検者は専用アプリ上で各項目を選択するほか、テキストや音声テキストで状況を入力し、現場の撮影データをアップロードすることで報告書を簡単に作成できる。作成した報告書はクラウド上で関連部門と共有し、報告書データをCSV形式で出力して、別途BIツールで内容分析もできる。
同社グループ会社での使用では、従来約180分かかっていた安全巡視報告業務が約10分にまで短縮できた。今後は、製造現場以外の他業種や他業務への展開を図る予定だ。
製品外観検査の省力、自動化を支援するソリューションを共同開発
いまさら聞けない「CBM」
トヨタ生産方式と設備保全、IoT活用をどう考えるか
故障予知は前提、“真の予兆保全”を実現するために必要になるもの
製造業がDXを進める前に考えるべき前提条件と3つの戦略
いまさら聞けない「製造業のDX」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製造マネジメントの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム