モバイルデバイスを活用した報告業務効率化サービスを提供開始製造ITニュース

リコージャパンは、スマートフォンなどモバイルデバイスを活用して、生産現場の報告業務を効率化するクラウドサービス「RICOH らくらくKAIZENサービス」の提供を開始した。

» 2021年04月09日 09時00分 公開
[MONOist]

 リコージャパンは2021年3月24日、スマートフォンなどモバイルデバイスを活用して、生産現場の報告業務を効率化するクラウドサービス「RICOH らくらくKAIZENサービス」の提供を開始した。同社の社内実績を基にしたサンプルを参考に、報告用テンプレートを容易に作成できる。

 同サービスは、さまざまな業務に対応した文書テンプレートなどの各種設定を行うWebサイトと、モバイルデバイス用アプリケーションおよび投稿された文書などを共有するWebサイトの3つから構成されるサブスクリプションサービスだ。

キャプション 「RICOH らくらくKAIZENサービス」の概要 出典:リコージャパン

 点検者は専用アプリ上で各項目を選択するほか、テキストや音声テキストで状況を入力し、現場の撮影データをアップロードすることで報告書を簡単に作成できる。作成した報告書はクラウド上で関連部門と共有し、報告書データをCSV形式で出力して、別途BIツールで内容分析もできる。

 同社グループ会社での使用では、従来約180分かかっていた安全巡視報告業務が約10分にまで短縮できた。今後は、製造現場以外の他業種や他業務への展開を図る予定だ。

キャプション 安全衛生巡視の場合(クリックで拡大) 出典:リコージャパン

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