OSに依存しないモバイルPOS用プリンタ向けSDKの無償提供を開始組み込み開発ニュース

セイコーインスツルは、業務用モバイルプリンタや据え置き型POSプリンタ向けに「SII SDK for Xamarin」の無償提供を開始した。OSの種類にかかわらず、効率的なアプリケーション開発を支援する。

» 2021年01月21日 08時00分 公開
[MONOist]

 セイコーインスツルは2021年1月7日、業務用モバイルプリンタや据え置き型POSプリンタ向けのソフトウェア開発キット「SII SDK for Xamarin(ザマリン)」の無償提供開始を発表した。OSの種類にかかわらず、効率的なアプリケーション開発を支援する。

キャプション 「SII SDK for Xamarin」対応の各種プリンタ(クリックで拡大) 出典:セイコーインスツル

 近年、スマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールして決済サービスに使うモバイルPOS(mPOS)が普及している。本SDKは、mPOSのレシート印字用として利用が拡大している小型POSプリンタやモバイルプリンタの制御用アプリケーションの開発に利用できる。

 従来、同社はOS別にソフトウェア開発キットを提供してきたが、本SDKは、iOSやAndroidなど複数の異なるプラットフォームでも、同じ開発環境や言語で効率的に開発できるようにした。

 対象機種は、モバイルプリンタ「MP-B20」「MP-B30」、POSプリンタ「RP-F10」「RP-D10」「RP-E10」で、同社サイトからユーザー登録のうえ、ダウンロードできる。

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