AMサービスの品質管理体制を強化するアライアンスを開始3Dプリンタニュース

JMCは、EOSジャパンと共同で開始した「樹脂3DプリンタAMサービス」にNTTデータ ザムテクノロジーズ(XAM)を加え、AMサービスの品質管理体制を強化するアライアンスを開始した。品質管理体制を強化し、市場開拓を加速する。

» 2021年01月19日 13時00分 公開
[MONOist]

 JMCは2021年1月5日、EOS Electro Optical Systems Japan(EOSジャパン)と共同で開始した「樹脂3DプリンタAM(Additive Manufacturing)サービス」にNTTデータ ザムテクノロジーズ(XAM)を加え、AMサービスの品質管理体制を強化するためのアライアンスを開始したと発表した。AM量産において重要な要因の品質管理体制を強化し、市場開拓を加速する。

 XAMは、EOSの日本国内機器販売総代理店としてAMプロセスに関わるソリューションを提供している。今回、国内AM量産市場を開拓するため、各社協同での取り組みを明記した覚書を締結した。

 JMCでは2020年、ハイエンド樹脂3Dプリンタ「EOS P 396」を導入し、EOSジャパンと協同で樹脂3DプリンタAMサービスの提供を開始。本サービスでは、樹脂部品の試作および生産請負、AM用途開発支援および品質保証、EOS製3Dプリンタの導入コンサルティング、EOS製3Dプリンタに関する各種トレーニングを実施している。

 今後、XAMを加えた3社の協力によって品質管理体制を確立し、XAMの保有する設備も最大限活用することで本サービスを強化する。AM市場の開拓、市場の拡大に取り組んでいくとしている。

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