デジタルトランスフォーメーション推進を支援する共創プログラムを提供開始 : 製造ITニュース
日鉄ソリューションズは、顧客のデジタルトランスフォーメーション推進を支援するデジタルイノベーション共創プログラム「Angraecum」の提供を開始した。
日鉄ソリューションズは2020年10月7日、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援する、デジタルイノベーション共創プログラム「Angraecum(アングレカム)」の提供を開始した。
同プログラムは、企業の「志の高いチーム形成」「より本質的な課題創出」「IT実装による具現化」を効率的に実現するための支援を行うことで、DXを推進する。イノベーションの初期段階から共創を開始し、最終的には創出した価値を顧客と共有する戦略的パートナーシップを目指す。
特徴的なのは、「初期段階でイノベーションの実現に真剣な志を持ったリーダーとチームを覚醒させること」にあるという。そのためにアート思考やMission、Vision、Valueのステートメント、デザイン思考の各フレームワークを組み込んでいる。
実際のプログラムでは、イノベーティブなアイデアを科学的に創出、評価し、それをリーンかつ高速に検証、洞察するプロセスを実践する。アイデア創出には、VISITS Technologiesのアイデア測定、創出ツール「ideagram」を活用。創出されたビジネスの種を、さまざまなビジネスフレームワークにより、シンプルで強固なビジネスモデルに磨き上げる。
さらに、同社のデジタル技術力を結集し、素早い検証と洞察を行うことで、顧客のDX推進を支援する。
「Angraecum」のプロセス(クリックで拡大) 出典:日鉄ソリューションズ
PoCの壁をどう超えるのか、「IoX」に取り組むNSSOLの教訓
新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)は2018年7月25日、同社が推進するIoTソリューション「IoXソリューション」の取り組み状況を紹介するとともに、今後の方針について発表した。
日本製鉄は新型コロナで高炉稼働率が60%に低下、リーマンショック時も下回る
日本製鉄は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大による大幅な鉄鋼需要の急減に対応するため高炉の追加休止を実施する。今回の追加休止により6つの高炉でバンキングを実施することとなった。また2020年4〜6月期の高炉稼働率は60%程度を見込んでおり、これはリーマンショック時をも下回る数字だ。
製造業がDXを進める前に考えるべき前提条件と3つの戦略
製造業にとっても重要になる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に注目が集まっている。本連載では、このDXに製造業がどのように取り組めばよいか、その戦略について分かりやすく紹介する。第1回の今回は、DXを進める中で必要になる前提条件と3つの戦略の概要について紹介する。
いまさら聞けない「製造業のDX」
デジタル技術の進歩により現在大きな注目を集めている「DX」。このDXがどういうことで、製造業にとってどういう意味があるのかを5分で分かるように簡単に分かりやすく説明します。
製造業が「DX」を推進するための3つのステージ、そのポイントとは?
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データを世界の共通言語に、リアルタイムで製品収益を見える化する安川電機のDX
「データを世界の共通言語に」をスローガンとし「YDX(YASKAWA digital transformation)」として独自のデジタル変革(DX)を進めているのが、産業用ロボットやモーターなどメカトロニクスの大手企業である安川電機である。安川電機 代表取締役社長の小笠原浩氏に「YDX」の狙いについて話を聞いた。
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