半導体生産拠点の施設管理を請け負う新会社をNECとソニーが共同で設立 : 製造マネジメントニュース
NECファシリティーズとソニーセミコンダクタマニュファクチャリングは、新会社「SSNファシリティーズ」を共同で設立する。新会社は、2020年9月1日からソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの半導体生産拠点の施設管理を請け負う。
NECファシリティーズは2020年7月27日、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(ソニーSM)と共同で、半導体生産拠点の施設管理を請け負う新会社「SSNファシリティーズ」を設立すると発表した。
新会社の本社所在地は熊本県熊本市で、資本金は5333万円。出資比率はNECファシリティーズが75%、ソニーSMが25%となる。
NECファシリティーズは、半導体や電子部品などの生産設備管理に関する実績と専門的な人材、ノウハウを有している。これらを生かし、製造業施設管理の受託会社となる新会社を設立することで、半導体製造領域を中心に事業を拡大する。
新会社は、2020年9月1日からソニーSMの国内に7カ所ある生産拠点の施設管理や修繕工事、保全工事などを請け負う。委託によって、ソニーSMはクリーンルームなどの施設や設備を安定して維持、管理可能になり、オペレーションの高度化、効率化が図れる。
IoTとAIを活用した設備の故障予兆検出システムの実証実験を開始
NECファシリティーズは、IoTとAIを活用した設備の故障予兆検出システムの実証実験を開始した。IoTとAIの有効性を検証し、施設管理の高度化と効率化を推進することで生産工場の安定稼働と省エネルギー化を図る。
CMOSイメージセンサーはAIで成長を持続へ、車載向けの量産も開始するソニー
ソニーは2019年7月30日、2020年3月期(2019年度)第1四半期の決算を発表した。第1四半期の業績は、売上高は前年同期比1%減の1兆9257億円と減収となった。また、収益についても、営業利益は同18%増の2309億円、税引前利益は同26%減の2310億円、四半期純利益は同33%減の1521億円と、営業利益を除いて減益となり、やや苦戦した結果となった。
ソニーの1Q決算は増収増益、新型コロナの巣ごもり需要でゲーム事業が好調
ソニーは2020年8月4日、2021年3月期(2020年度)第1四半期の業績と、延期していた2020年度通期業績見通しを発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で事業ごとに明暗が分かれたものの、巣ごもり需要などでゲーム関連事業が好調で第1四半期の結果としては好業績となった。ただ通期業績見通しとしては増収減益と慎重な見通しを示した。
半導体露光機で日系メーカーはなぜASMLに敗れたのか
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72台の装置を半日で稼働、日本発「ミニマルファブ」が変える革新型モノづくり
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