センスウェイとconect.plusは、IoTシステムによる施設の漏水や入退室情報を管理するサービス「Facility Connect」の提供を開始する。
センスウェイは2020年7月14日、conect.plus(コネクトプラス)と協業し、IoT(モノのインターネット)システムによる施設の漏水や入退室情報を管理するサービス「Facility Connect」を発表した。同年8月20日より提供を開始する。
センスウェイのIoTセンサーと通信サービス、コネクトプラスのダッシュボード作成ツール「conect+ Studio(コネクトプラススタジオ)」を組み合わせ、施設内の特定の部屋の入退室状況や漏水を検知し、異常時に通知する。
設備の漏水をリアルタイムに検知するため、被害を最小限に抑えることができる。人が巡回して施設を点検する場合に比べて点検漏れを防止でき、作業効率も向上する。また、倉庫や電気室、会議室など複数人が出入りする場所でも、不審者の入退室があった場合にアラート通知するため、素早く発見できる。
各センサーから収集したデータは、conect+ Studioのダッシュボード上にリアルタイムで表示する。conect+ Studioは初期設定をした状態で出荷され、ユーザー側で設定する必要がない。
同サービスは、漏水センサー、開閉センサー、人感センサーの3つのセンサーと、屋内用ゲートウェイ(SIMモデル)、conect+ Studio1アカウント、「SenseWay Mission Connect」1アカウントで構成される。
月額の利用料は、基本料が9800円、センサーが1台あたり1980円、追加の屋内用ゲートウェイが2980円。初期費用は不要だが、最低利用期間が12カ月となる。
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