何か刺激になったり、気付きが得られたりするといいな、と思ってやっていきます。
自動車業界の方は「CASE」という言葉をよくご存じかと思います。コネクテッドのC、自動運転のA、シェアリングやサービスのS、電動化のEで「CASE」とダイムラーが言ったのが始まりでした。CASEという言葉を一切使わない方針の会社もあるそうですが、短くて便利なので取材の場なんかではどうしても使ってしまいますね。
さて、「船も『CASE』」というタイトルに見覚えのある読者の方はおいででしょうか(いらっしゃると、とてもうれしい)。自動車だけでなく船もCASEの分野に力を入れているぞ、という意味で命名しました。「船もCASEなんだなあ」と思ったのは、2019年の夏に水上交通とMaaS(Mobility-as-a-Service、自動車を所有せずサービスとして利用すること)について取材したのがきっかけでした。自動運転、電動化、MaaSの一員となるためのコネクテッドなど、さまざまな方向で進化しようとしているのです。
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