続いて紹介するのは、回転体を作る「回転押し出し」だ。まず、図16のような円を配置する。
次に、図16のスケッチを選択した状態で、「回転押し出し」を選ぶ(図17)。すると、「垂直スケッチ軸」を基準軸としたドーナツ形状がプレビューされる。「軸」をいろいろ選ぶと、ドーナツができる位置が変わる(図18)。フィーチャー名は「Revolution」である。
「角度」を変更すれば、角度の分だけ回転体ができる。例えば「300度」にすれば、少し欠けたドーナツが作れる(図19)。
続いて、図16の円の上に、もう一回り小さな円を加えてみる(図20)。
しかし、図18と全く同じドーナツ形状しか作られず、新たに加えた直径32mmの部分は反映されない。やはり中空での複写が苦手なようだ。ちなみに、直径40mmの円を消すと32mmの円でドーナツ形状が作られる。先程と同様、Fusion 360をはじめとする他の3D CADの場合、離れた2つの円による回転体が作れる(図21)。
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