業種別対応を強化したプロジェクト管理システム、明細ごとに指図書出力が可能製造ITニュース

富士通九州システムズは、プロジェクト管理ソリューション「QsConnectプロジェクト管理」に、製造、工事、複合事業の各業種に合わせたテンプレートを追加した機能強化版を発表した。

» 2020年03月11日 09時00分 公開
[MONOist]

 富士通九州システムズは2020年2月20日、同社のプロジェクト管理ソリューション「QsConnectプロジェクト管理」に、細業種ごとのテンプレートを実装した機能強化版を発表した。価格は400万円(税別)で、同年3月1日から販売開始する。

 QsConnectプロジェクト管理は、業務間の情報を円滑に連携する、ライブラリ素材提供型の統合データベース環境。開発コストを抑えながら、短期間での導入が可能だ。今回の機能強化版では、製造、工事、複合事業のそれぞれの業種に合わせたテンプレートが追加された。

 製造業向けテンプレートは、個別受注に対応して受注明細ごとに指図書が出力できる。また、生産管理システムの仕入れデータを連携して、原価に反映できる。

 工事業向けでは、工事業特有の売上基準に対応。完成入力で進捗率を入力することで、進捗状況の把握や進捗に応じた売上の計上が可能になる。

 複合事業向けでは、人件費や間接費、共通費の配分処理や原価の見込入力に基づいた原価予測の照会など、プロジェクト別の個別原価計算を自動化する。

キャプション 細業種別テンプレートの概要 出典:富士通九州システムズ

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