チェンジビジョンは、安全分析設計機能を統合したMBSE対応のモデリングツール「astah* System Safety」を発売した。安全に関する設計やシステム分析、検証、論証などの各モデルを1つのツールで管理できる。
»2020年02月26日 10時00分 公開
[MONOist]
チェンジビジョンは2020年1月29日、安全分析設計機能を統合したMBSE(Model Based Systems Engineering)対応のモデリングツール「astah* System Safety(アスターシステムセーフティ)」を発売した。ライセンス1本当たりの年間標準価格は、タイムドライセンスが5万8000円、フローティングライセンスが11万円となっている(各税別)。
astah* System Safetyは、安全に関する設計やシステム分析、検証、論証などの各モデルを1つのツールで管理できる。モデル同士の関係性を管理したり、相互変換したりできるため、モデリングや整合性を維持する際の効率が向上する。
MBSEに注力する図研、エレキの回路設計者は「ドメイン」を越えられるか
エレクトロニクス分野の製造ITツールの大手として知られる図研が、より複雑なシステムの設計に有効なMBSE(Model Based Systems Engineering)に注力している。同社の主要顧客である“エレキの回路設計者”が、設計プロセスの上流やメカ、ソフトなどと「ドメイン」を越えた連携を行えるようにするためだ。