図研アルファテックは、設計者向けCAEソフトウェア「AMPS Designer 10」の日本語版を2020年2月26日をめどに発売する。線形、非線形構造など高度な解析機能を搭載しながら、ライセンス費用を抑えた価格で提供する。
図研アルファテックは2019年12月5日、AMPS Technologies Companyが開発、提供する設計者向けCAEソフトウェア「AMPS Designer 10」の日本語版を2020年2月26日をめどに発売すると発表した。
AMPS Designer 10は、年1回の割合で大規模アップデートが実施されるCAEソフトの最新バージョンだ。線形、非線形構造などハイエンドなCAE用ソフトと同等の高度な解析機能を搭載しながら、ライセンス費用を抑えた価格で提供する。
図研アルファテックが手掛けるCAD用ソフトウェア「BricsCAD Platinum」への応用によって、専門的な知識やスキルのない設計者CAEでも高度な構造解析ができ、設計段階で製品などの強度や耐久性を確認することで工程やコストの大幅な削減につながる。
パッケージ価格は、基本的な機能の「AMPS Designer Basic」が105万円(ソフトウェア本体が80万円、初年度バージョンアップ保守と問い合わせサポートが10万円、操作トレーニングが15万円)、より高度な構造解析などが可能な「AMPS Designer Advanced」が176万円(ソフトウェア本体が130万円、初年度バージョンアップ保守と問い合わせサポートが16万円、操作トレーニングが30万円)となっている(各税別)。
さらに、次年度のバージョンアップ保守や問い合わせサポート、導入企業の用途とニーズに応じた操作トレーニング、カスタマイズトレーニング、CAE業務立ち上げ支援などのサービスもオプションで提供する。
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